暖簾を守り四代。今では数少ない「鯨専門店」として日本の食文化を大切に、全国の皆様に美味しい鯨をお届けします。

本来なら鯨肉の赤身を油で揚げた場合に少し硬くなります。
そこで、揚げても硬くならないように、実は丁寧に下ごしらえをしています。
この下ごしらえの様子はテレビの取材などでも絶対に明かさない当店の秘密です。
決してライン生産などでは出来ない手間のかかる職人技です。
このおかげで当店の｢ながさき鯨カツ｣は、冷めても柔らかく、
むしろ、冷めた方が美味しいと評判になりました。

鯨の赤肉の美味しさが引き立つ秘伝のタレに、下ごしらえした鯨肉を漬け込んでいます。
だから、何も付けずに食べて美味しいのです。ファンの心を掴む当店自慢の味です。
冷めた方が美味しいと言われるのは、柔らかいだけでなく、この味こそが、その理由です。アツアツよりも冷めていた方が、味が鮮明に分かるからです。

パン粉と小麦粉も美味しいカツを作るためにはこだわらなければいけない要素です。
近年の小麦価格の高騰は手痛いですが、味を守るため、決して妥協はしません。

当然ですが、揚げ方は重要です。当店は鯨専門店ですが、鯨カツを揚げる時だけは、揚げもの専門店と言っていいほどの職人ぞろいです。